輪は和であり
円は縁であり
つながり、保たれる安定
また、それは繰り返されるループの形状でもあり
歴史も行動も感情も、全ての「流れ」は
何度も繰り返されているかのよう
けれどそれは完全なる一致を繰り返しているのではなく
一方から見れば円上を辿りずっと同じ軌跡を描いているようでも
一方から見ればそれが螺旋であることに気付くだろう
そしてもっと目を凝らせば
決して交わらぬ螺旋が並んでいることに気付くだろう
「私たちが今まさに歩む螺旋」と「人知を超えたところにある螺旋」
二重螺旋の世界
決して交わることはなくとも
その間を何かが確実に繋いでいて
切り離すことはできない
そしてその繋がれた二重螺旋とは
まさに私たちを構成する遺伝子のカタチではないか
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